イギリスやアメリカで主に子供に飲まれている紅茶のアレンジです。ミルクと蜂蜜の甘みが特徴で、淡いベージュ色(元は薄くて上質なリネン布のこと)になることから、亜麻布(キャンブリック)に例えられています。アルカリ分、鉄分が多いはちみつと紅茶が出会うと濃くなります。それにミルクを加えると美味しそうな色のキャンブリック(亜麻)色の紅茶の出来上がりです。

ティーフルのレシピ:(300㏄)作る分量・・・(ホットでもアイスでも可です^^レシピはアイス)
■茶葉(アッサム、CTCなどのミルクティー向きの茶葉) 6~10g/
■熱湯100cc/
■牛乳 150g
■ハチミツ 20g
1:サーバー(300㏄以上の大きさ)にハチミツを20g入れる(好みで多くしてもよい)
2:料理用計量カップ(200cc用)に茶葉6~7gを入れ、熱湯を100g~120g注ぐ。
3:そのまま10~15分くらい待つことで濃厚抽出させつつ、同時に紅茶液を冷まします。
4:冷めたころに、紅茶液を茶こしでこしながら、ハチミツの入れてあるサーバーに入れる。店では茶こしの上の茶葉をスプーンで押して最後の一滴まで絞り取ります(^^;
5:サーバーの中のハチミツをスプーンでかき混ぜ良く溶かす。(めっちゃ濃くて甘い紅茶液が出来ます)
6:その濃く甘い紅茶液にミルクを加えます。濃く甘い温めのミルクティーの出来上がり。
7:飲むためのグラスに氷を入れ、上からミルクティーを注ぎ、完成!!
ポイント:茶葉は通常より多め、1.5倍使うつもりでもOK。茶葉は必ず熱湯で抽出する。(ミルクでは成分が抽出できない)お湯が分量が多いとミルク少なめになります。お好みで。
もちろん茶葉によって風味が左右されますが、例えば買ってはみたものの「ストレートでは飲めないよ」とか、「アラアラ、こんなとことに古い茶葉があった(^^; 」なんてときに茶葉が大量消費できます。ミルク、ハチミツたっぷり、さらにアイスなので茶葉の個性が出にくいのです。余り物の紅茶で作ると「アラ以外、これ美味しいんじゃない?」と言う経験もできます。何かと重宝する最重要レシピです。
キャンブリックティーは、特に子供向けの飲み物として親しまれてきました。紅茶の風味を和らげ、甘さを加えることで、子供でも飲みやすいようにアレンジされています。
暑い真夏の午後に子供の頃に戻った気分でどうぞ~~^^
実は、本当のレシピの鍵は、ここからです^^実際に作って召し上がっていただければわかるのですが、言葉ではイメージしか伝わらないのが残念です。ヒントを渡しますので、ぜひ試してみて下さいね。
茶葉はミルクティーがあうなら何でも良いといいましたが、例えばミント系の茶葉だとすっきりさわやかさが増します。ミントに似たものにアールグレイ系。またバニラ系だと豊かな甘い香り、シナモンなどのスパイス系はチャイ風でいいですね。一番おすすめなのが、キャラメル系です。ミルクティーと相性が抜群なのです。暑い日のアイスも寒い日のホットもどちらも最高です。お客さまの受けが良いので私には、とっておきのレシピなのですよ^^
では、ミルクは何を使いましょうか?市販のミルクにも脂肪分が多いもの、普通の牛乳がありますし、ミルクティーのミルクにも作り方のレシピがあります。練乳、エバミルク、コンデンスミルク、を配合して、口当たりを調整します。などなど。
甘みはハチミツの他に、白砂糖、ザラメ、キビ砂糖、焦がしてカラメルにしたりです。ハチミツを使わなければ伝統的キャンブリックティーから外れますが、配合を変えると色々楽しめます。まったりした甘み、やすっきりした甘み、いろいろです。ぜひ好みを見つけるため試してくださいね^^
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