1999年に生まれた「TEAFUL」という言葉の響きの秘密

店舗・ブランド
この記事は約2分で読めます。

TEAFULの意味(造語)

店名「TEAFUL」は、1999年に紅茶店をオープンする際に名付けた造語です。
「TEA」は紅茶や茶道、お茶文化を含み、「FUL」は「~に満ちた」「充実している」という意味。
合わせて「お茶の時間や文化が豊かに満ちるように」という願いを込めています。

TEAFULの由来

当時はまだインターネットが普及しておらず、検索環境はパソコン通信が中心でした。
お客様が検索しやすく、かつ他に使われていない唯一の名前を条件に探した結果、
6文字の造語「TEAFUL」が見つかりました。

  • 短く、埋もれない文字列
  • 同じ文字を繰り返さない
  • 誰にでも打ちやすい英文

さらに、音相心理学による診断で、「TEAFUL」という響きは女性や若い世代に親しまれやすく、やさしく温かみを感じさせることがわかりました。この響きも店名に採用する大きな理由の一つです。

茶道との出会いから紅茶店へ

パソコン通信の「お茶の文化フォーラム」を通して、お茶好きな先輩方の記事を読み、茶の世界にどんどん引き込まれていきました。

また、建築デザインの仕事を通じて学んだ“数寄屋建築”の知識から、茶室の美しさやデザインに興味を持ちました。しかし、実際の茶室で行われることは本からは理解できず、知人の紹介で裏千家茶道を学び始めました。

茶道からは多くを学び、失敗もありましたが、丁寧に点てられた抹茶一服に深い感動を覚えました。
さらに、お客様に喜んでいただくことで、”きちんとしたお茶を提供できれば、大きな利益はなくても長く続けられる”という確信が生まれました。

この感動と自信が、「TEAFUL」という紅茶店を開く決心につながりました。
TEAFULでは、丁寧に淹れた紅茶を通して、心豊かな時間が皆さまにお届けできるよう目指しています。
長くなりました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


続きは「なぜ?珈琲じゃなくて、紅茶の店に?」でお話しできればと思います。